赤福は1707(宝永4)年創業で、今年がちょうど創業300年を迎える老舗の和菓子メーカー。お伊勢参りの名物土産として知られ、東海地方だけでなく、近畿一円の駅売店や百貨店などで販売しており、年間売上高は80億円を超える。単品のお土産としては日本一とも言われるだけに、「改ざん」のショックは大きい。
 この日、駅の売店や百貨店の店頭からは、赤福を一斉に撤去する動きが広がった。JR名古屋駅の売店では、前日まで赤福が売られていたスペースに、販売中止を告げる張り紙が貼られていた。東海キオスク(名古屋市)は「万が一のことを考え、販売を見合わせた」としている。松坂屋本店(同市)の直営店でも販売自粛を知らせるポスターを張り出した。
 地元伊勢市内でも撤去が進み、県道沿いのみやげ店の男性店主(53)によると、同日朝、赤福本店から「検査しているので販売は自制してほしい」と連絡があり、商品だけでなく店頭ののぼりや見本品などを撤去したという。店主は「伊勢神宮の参拝客など、多い日で1日100個以上は売れた。長年お世話になっていただけに残念」と話した。
 近畿地方の駅構内の売店で赤福を販売している近畿日本鉄道(大阪市)でも、朝から商品の回収を指示。同社広報は「現時点ではっきりしたことは分からないが、万が一に備えて早めに回収した」と早口に話した。近鉄百貨店阿倍野本店(大阪市)でも開店前に同様の連絡があり、5種類すべての赤福を回収した。
(産経新聞より引用)


また食品の偽装問題が発生しました。
今度は有名な和菓子である赤福が店頭に並ばなかった商品を廃棄せずに冷凍しそれを新たな包装紙に包んで販売していました。
何度も食品の偽装問題があったのでまたかという感じです。

北海道の白い恋人の偽装問題やミートホープの食肉偽装問題と同じで内部告発という形での発覚のようです。
食品を扱う以上どうしても廃棄する商品が出てきます。そのまま捨てた場合にはそれがロスになり利益が減ることになります。しかし今回のように冷凍して包装紙を変えた場合にはロスではなく利益を生む商品となります。
消費者は包装紙に書かれてある製造年月日を信頼して購入するしかなくまさか赤福も食品の偽装をしていたとは思わなかったでしょう。

赤福は全国に販売所があるためどれだけ売れるのかある程度予想を立てて製造しています。しかし予測を誤ると大量にロスが出てしまうためその調整のために冷蔵保存したものと思います。

こう立て続けに食品業界の偽装問題があるとどの食品会社でも偽装を起こっているのではないのかと疑ってしまいます。
消費者は何を信じて購入すればいいのか分かりません。

信用は長い年月によって得られるものですが、信用を落とすのは一瞬です。
赤福も会社の利益を優先するあまり信用という大切なものを失ってしまいました。
赤福の経営者は利益よりも大事なものがあるという商売の基本をもう一度考えてもらいたいですね。