前回ちょこっと書いたのですが、今回は牛肉だと偽って他の肉を混ぜたコロッケを売っていたミートホープについて書いていきます。

ミートホープは北海道の苫小牧にある食肉加工会社です。北海道では有名で北海道の食肉加工業の中で第9位の会社です。ここで働く人は約500人で苫小牧の雇用創出にも一役買っている会社でもあります。

このミートホープという会社は20年以上も前から社長の支持の元偽装コロッケを製造していたそうです。コロッケといえば小さい子供から大人まで嫌いな人を探すのが難しいぐらいに大好きな食べ物だといえます。現にミートホープで作られたコロッケは生協、ローソンなどの大会社にも卸していました。

偽装が発覚した後は生協やローソンなどほとんどのスーパーでこの偽装コロッケや関連する食品をすべて撤去されてしまいました。コロッケはミンチを使っているため普通の肉とは違い判別が難しいといえます。そのためこのミートホープでは少しでも安く売って利益を得ようとしたのです。

このミートホープは恒常的に偽装コロッケを製造していましたが、社長はばれるはずがないと豪語していました。この会社は社長が絶対的な立場でありいわばワンマン経営だったので他の工場長や従業員は口出しができない状態でした。

偽装が発覚したのは辞めた幹部の内部告発でした。もし内部告発がなければこの会社はずっと偽装コロッケを作り続けていたと思います。社長にとってみれば内部告発した社員を恨んでいるでしょう。記者会見でもどうして自分が責められなければならないのかともはや他人事のような会見でした。しかも工場長に罪を擦り付けるような発言もありました。

この偽装は氷山の一角で他にも偽装食品を平気で卸している会社もあると思います。消費者はパッケージに書かれた文言を信頼して購入しています。しかしこのような偽装があるとパッケージに書かれたことは嘘ではないのかと疑いの目で買わなければならなくなります。こうなると消費者は安心して食品を買うことができなくなります。

ミートホープの社長のようにばれなければ何をやっても構わないという考えではいつかはばれてしまいます。ばれないと思っていても内部告発や定期監査などによりばれるものです。もしばれてしまうとこの会社の信用は失墜します。
いくらこれからは偽装コロッケは製造しないと宣言してもどうせまたいつか偽装コロッケ作るのだろうと消費者は考え購入を控えるようになります。

信用は長年の努力により積み重なっていくものであり、一度落ちた信用を取り戻すにはかなり大変なことです。
目先の利益にとらわれてしまい食の安全という最も守らなければならないことを蔑ろにしたミートホープにはもう立て直すのは難しいといえます。

ミートホープはJAS法違反や安いものを高く売りつけたということで詐欺の罪にも問われると思います。また生協やローソンなどにも多大な迷惑をかけまた信用を落としてしまったことにより損害賠償請求の裁判も起こされると思います。

このミートホープの社長はニュースによると努力家で色々な食肉に関する機械を発明していたりした人だったそうです。会社の創業当初は安全で美味しいコロッケを作って利益を得ていたのにそれがいつか安全はどこかへ行ってしまい利益だけを追い求める会社になってしまいました。

利益が出るともっと利益を出そうというのは会社にとって当然ですがそれが間違った方向に行ってしまったんですね。悲しいことです。